74 Views· 30 August 2022
世界で一番大きく生まれたパンダ 阿宝双子成長記その1 (日本語字幕)
【アメリカ帰りのパンダ・阿宝(美宝)が双子の赤ちゃんを産みました!】
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2019年7月6日、成都パンダ基地でアメリカから帰ってきたパンダ・阿宝(=アーバオ =美宝 メイバオ)が双子の赤ちゃんを産みました。
午前7時41分、体重211.6gの男の子を産み、午前9時28分には209gの女の子を生みました。この双子の赤ちゃんパンダは生まれたばかりの人工養育パンダとしては、最も重い記録となりました。その体重は今年6月11日で生まれた「世界で最も小さいパンダ」成浪(生まれたばかりの体重は42.8g)の5倍近くになっています。
通常、生まれたばかりの子パンダの平均体重は120〜150g程度です。双子の場合は一頭が重くてもう一頭が軽い傾向があります。今回のように二頭とも200gを超える事は希な事です。
このような状況は、父パンダである迎迎(インイン)が生まれた時にもありました。迎迎と双子の妹・妮妮(ニィニィ)が生まれた時の体重はどちらも200gを超え、206gと202gでした。
阿宝は2010年11月3日にアメリカで生まれました。当時、ちょうどカンフーパンダが上映中で、飼育員も生まれたばかりの阿宝を男だと誤認したため、映画の主人公の名前・阿宝を赤ちゃんにつけました。その後2013年3月、3歳の阿宝が中国に帰るための申請をしていた際、阿宝が女の子である事が発見されました。男と間違われていたため男の子の名前がつけられましたが、今回無事に初めての出産を終え、母パンダになりました。
成都パンダ基地は1987年に設立され、現在では世界最大の人工飼育パンダコロニーとなっています。今回の阿宝が世界で最も重い双子パンダを生んだ事で、パンダ基地出身の人工飼育パンダは200頭にもなりました。パンダ基地は191胎298頭のパンダを養育し、現在、海外で生まれた22胎37頭を含み、生きているパンダの数は200頭になっています。
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